FDEへの転職相談は無料です

相談する
無料で転職相談
転職読了目安 6分

FDE求人・採用企業一覧【2026年版】日本の募集企業と年収・応募要件

執筆・監修:/各社の公式求人票・公式発表などの一次情報を出典として明記しています

日本でFDE(Forward Deployed Engineer/フォワードデプロイドエンジニア)を募集する企業は、2025年以降に急速に増えました。外資系のAI・データ企業だけでなく、通信大手、国内のAIスタートアップやSaaS企業、さらに自社の事業部門に入り込む「社内向けFDE」を置く企業まで広がっています。

この記事では、各社の公式求人ページと公式発表をもとに、日本でFDEを募集している企業を一覧にまとめました。求人票の職種名、年収の記載、主な応募要件を企業タイプ別に整理しています。

この記事の要点

  • 2026年9月時点で、OpenAI、Palantir、Databricks、ソフトバンク、LayerX、Sansan、JDSC、マネーフォワードなどが日本でFDE(Forward Deployed Engineer)を募集している。
  • 日本のFDE求人で年収を公開しているものは、下限が500万〜800万円台、上限が1,400万〜2,500万円の範囲にあり、国内35件の集計では日系企業の上限ベースの中央値が1,500万円だった。
  • FDE求人の応募要件は企業によって幅があり、必要な経験年数は開発経験2年以上(JDSC)から8年以上(Databricks)まである。
  • 外資系企業のFDE求人は日本語に加えて英語を求めるものが多いが、水準は求人ごとに異なり、OpenAIは日本語と英語の両方に堪能であることを、DatabricksとCohereは流暢な日本語と業務レベルの英語を求めている。
  • Anthropicの東京オフィスのように、FDEという職種名を使わず、Applied AI Engineerなどの名称で顧客向けの技術職を募集する企業もある。

日本のFDE求人の全体像

日本のFDE求人は、2025年から2026年にかけて急速に増えました。国内の公開求人を集計した調査(2026年2月公開)では、日系企業26件、外資系企業9件の計35件のFDE求人が確認されています。同調査によれば、日系企業のFDE求人の年収は上限ベースの中央値が1,500万円でした。

海外でも求人は増え続けています。労働市場データのLightcastによれば、「forward-deployed」を含む求人は2026年1〜8月に前年同期比で1,000%以上増え、広告掲載年収の中央値は18.8万ドルを超えました(Fortune、2026年9月)。

この記事の求人情報は、2026年9月29日時点で各社の公式求人ページなどに掲載されていた内容です。求人は予告なく変更・終了されます。応募の際は、必ず各社の最新の求人ページを確認してください。掲載企業は公開情報にもとづいて紹介しており、当サービスの取引先や紹介可能な求人であることを示すものではありません。

外資系のAI・データ企業

外資系企業のFDE求人(2026年9月時点)
企業求人票の職種名年収の記載主な応募要件
OpenAI(東京)Forward Deployed Engineer - Tokyo記載なし日本語と英語の両方に堪能であること。履歴書は英語で提出する。出張は主に日本国内
Palantir Technologies(東京)Forward Deployed Software Engineer - Japan Government記載なし日本語と英語、大学卒業後1年以上の実務経験。出張は25〜75%
Palantir Technologies(東京)Deployment Strategist - Japan Commercial / Japan Government記載なしビジネスレベルの流暢な日本語と英語
Databricks(東京)Forward Deployed Engineer記載なしデータエンジニアリング・データ基盤・ソフトウェアエンジニアリングのいずれかの経験8年以上。流暢な日本語と業務レベルの英語
Notion(東京)Forward Deployed Engineer記載なし顧客対応を伴う技術職またはFDEとしての経験5年以上。求人票に言語要件の記載はない
Notion(東京)Forward Deployed Architect記載なし技術サービス・コンサルティング・ソリューションアーキテクチャなどの経験5年以上。日本語は必須で、ビジネスレベルの英語は歓迎要件
Cohere(東京)Forward Deployed Engineer, Infrastructure Specialist記載なし流暢な日本語とビジネスレベルの英語
Wonderful(日本)Forward Deployed Engineer記載なしソフトウェアエンジニアリングなどの経験5年以上。ビジネスレベル以上の日本語と、ビジネスレベルの英語

Palantirは求人票で、Forward Deployed Software Engineerの責任範囲を「スタートアップのCTOに似ている」と説明しています。少人数のチームで、最小限の監督のもと、重要度の高いプロジェクトを最初から最後まで遂行する職種です。

Palantirには「Japan Forward Deployed」という名称の求人(Forward Deployed Software Engineer と Deployment Strategist)もあります。勤務地は東京ですが、米国政府向けの業務を支える職で、米国のTop Secretクリアランスを保有していることが必須です。日本の顧客企業向けの求人ではないため、上の表には含めていません。

Anthropicは米国と欧州でFDEを募集しており、米国の求人票は顧客対応を伴う技術職の経験4年以上を求め、年収を28万〜32万ドルと記載しています。一方、2026年9月29日時点の東京オフィスの求人一覧に「Forward Deployed Engineer」という職種名はなく、顧客向けの技術職は Applied AI Engineer と Applied AI Architect の2つです。どちらもネイティブレベルの日本語とビジネスレベルの英語を求めています。

関連記事日本のFDE求人16件を全文比較:OpenAI・Databricksなど8社の要件・言語・報酬

国内の大手企業・通信

国内大手企業のFDE求人(2026年9月時点)
企業求人票の職種名年収の記載主な応募要件
ソフトバンク(SB OAI Japan合同会社へ出向)Forward Deployed Engineer (FDE)想定理論年収 812万〜2,034万円ソフトウェアエンジニアリングまたは技術導入の経験5年以上、顧客折衝を含むプロジェクト推進経験、Python・JavaScriptなどでの本番品質コードの設計と実装
ソフトバンク(SB OAI Japan合同会社へ出向)Software Deployment Engineer(SDE)想定理論年収 712万〜1,411万円ソフトウェアエンジニアリング経験3年以上。将来的にFDEへ役割を広げる職種
KINTOテクノロジーズ生成AI・AIエージェントの業務実装(FDE/Deployment Strategist)基本給 月52万6,940円〜、賞与年2回コーディングエージェントを使ってプロトタイプを短期間で構築した経験、生成AI・AIエージェントを業務に組み込み定着させた経験
マネーフォワードForward Deployed Engineer(Internal)年額 790万〜1,500万円自社の各事業部に入り込む社内向けFDE
PayPayカードAIトランスフォーメーション・リード(AI Forward Deployed Engineer)当社規定により決定社内の各部門に入り込む社内向けFDE。勤務地は東京または福岡

ソフトバンクは2026年2月のプレスリリースで、FDEを「顧客企業と並走しながら設計・構築・運用まで支援するエンジニア」と説明しています。SB OAI Japanは、OpenAIとの合弁事業として2025年11月に発足した会社です。

国内のAIスタートアップ・SaaS企業

国内AIスタートアップ・SaaS企業のFDE求人(2026年9月時点)
企業求人票の職種名年収の記載主な応募要件・特徴
LayerXForward Deployed Engineer / Forward Deployed Engineer (Associate) / Senior Forward Deployed Engineer公式ページに記載なし(Findyの求人特集ではSenior FDEが1,200万円〜)学生向けのFDEインターン(1Week・実務)もある
SansanFDE(Sansan AIエージェント)1,152万〜2,917万円(Findyの求人特集)Sansan AIエージェントの導入から活用までを担う
JDSC【Dev】FDE(Forward Deployed Engineer)500万〜2,500万円エンジニアとしての開発経験2年以上
JAPAN AIForward Deployed Engineer (FDE)月給 50万〜142万8,571円ソフトウェアエンジニアの実務経験3年以上、または同等の実装能力。英語は歓迎条件
ログラス【新規事業】Forward Deployed Engineer(FDE)経験・スキルを考慮して決定新規事業のFDE
アンドパッドForward Deployed Engineer(FDE)記載なしプリセールス・導入コンサルティング・システムエンジニアのいずれかの実務経験、コードを読み書きできる技術リテラシー
RevCommForward Deployed Engineer(FDE)年収1,200万円の例示ありBtoB SaaS・ITソリューション領域での顧客折衝経験、APIやデータ連携の経験。フルリモート
チャネルトーク(Channel Corp.)開発-Forward Deployed Engineer(FDE)記載なしエンタープライズ顧客への対応経験(プリセールス、ソリューションエンジニア、テクニカルコンサルタント、CSMなど)

Findyが2026年3月に公開したFDE求人特集には、このほかエクサウィザーズ、ストックマーク、ACES、Gen-AXなどのFDE求人が掲載されています。JAPAN AIの求人票は、業務の配分を「顧客対話は約2割、技術設計・実装は約8割が目安」と明示しています。

企業タイプ別の特徴

FDEを募集する企業の4タイプ
タイプ企業の例特徴
外資系のAI・データ企業OpenAI、Palantir、Databricks、Notion、Cohere日本語に加えて英語を求める求人が多く、求める水準は求人ごとに異なる。求人票に年収を記載しない企業が多い
国内の大手企業・通信ソフトバンク、KINTOテクノロジーズ年収のレンジを求人票に明記している。必要な経験年数が明確
国内のAIスタートアップ・SaaS企業LayerX、Sansan、JDSC、ログラス自社プロダクトの導入を担う。開発年数よりも顧客折衝の経験を重視する求人もある
社内向けFDEマネーフォワード、PayPayカード顧客企業ではなく自社の事業部門に入り込み、AIの業務実装を進める

応募要件の傾向

  • 経験年数:開発経験2年以上(JDSC)から8年以上(Databricks)まで幅がある。Palantirの東京のFDSEは大学卒業後1年以上
  • 言語(外資系):求める水準は求人ごとに異なる。OpenAIとPalantirは日本語と英語の両方に堪能であることを求め、DatabricksとCohereは流暢な日本語と業務レベルの英語を求める。NotionのForward Deployed Architectは日本語が必須で英語は歓迎要件、NotionのForward Deployed Engineerは言語要件を記載していない
  • 言語(日系):国内35件の集計(2026年2月)では、日系企業で英語を求める求人は12%で、歓迎要件にとどまる。JAPAN AIは求人票に、英語は必須ではなく歓迎条件と記載している
  • 技術:LLM・生成AIアプリケーションの構築や導入の経験を求める求人が多い(ソフトバンク、KINTOテクノロジーズ、JAPAN AI)
  • 顧客対応:顧客折衝を含むプロジェクト推進経験(ソフトバンク)、エンタープライズ顧客への対応経験(チャネルトーク)など

関連記事FDEに必要なスキルセット

FDEという職種名を使わない求人

FDEと同じ働き方をする職種が、別の名称で募集されていることがあります。「FDE」だけで検索すると、こうした求人を見落とします。

  • Deployment Strategist(Palantir、KINTOテクノロジーズ、JAPAN AI):顧客の課題を特定し、導入と定着を担う。実装を担うFDEと組んで働く
  • Applied AI Engineer / Applied AI Architect(Anthropic 東京):顧客向けの技術職。Applied AI Architect は、ソリューションアーキテクトやセールスエンジニアなどの経験者を対象にしている
  • Software Deployment Engineer(ソフトバンク):将来的にFDEへ役割を広げる職種として募集されている

Salesforceの「FDE Partner Network」

Salesforceは2026年6月8日、AIエージェント「Agentforce」の実装を加速する「Forward Deployed Engineering(FDE)Partner Network」を日本で本格展開すると発表しました。国内の初期パートナーは、アクセンチュア、NTTデータ、グローバルウェイ、テラスカイ、デロイト トーマツ、電通総研・電通デジタル、PwCコンサルティング、富士通、フレクトの9社です。FDEの働き方が、プロダクト企業だけでなく、コンサルティング会社やSIerにも広がっています。

学生向けのFDEインターン

学生を対象にしたFDEのインターンシップもあります。LayerXは「Forward Deployed Engineer(FDE)_1Weekインターン」と「Forward Deployed Engineer(FDE)_実務インターン」の2種類を募集しており、富士通は1か月コースのFDEインターンシップ(2026年12月1日〜25日)を募集しています。

関連記事FDE就職ガイド:新卒・第二新卒・未経験からFDEになるルート

  1. 01「FDE」「Forward Deployed Engineer」「フォワードデプロイドエンジニア」の3通りで検索する
  2. 02別の名称の職種も探す:Deployment Strategist、Applied AI Engineer、Software Deployment Engineer、ソリューションエンジニアなど
  3. 03各社の公式採用ページで、最新の掲載状況を確認する
  4. 04自社プロダクトがあるか、FDEの発見をプロダクトに戻す仕組みがあるかを確認する
  5. 05特化型のエージェントに、公開されていない求人を含めて相談する

関連記事FDE転職ガイド:向いている経歴・職務経歴書・選考対策

関連ページFDE求人一覧(日本・2026年10月時点):企業別の職種名・勤務地・報酬・応募要件

まとめ

日本でFDEを募集する企業は、外資系のAI・データ企業、国内の大手企業、AIスタートアップやSaaS企業、社内向けFDEを置く企業の4タイプに広がっています。年収を公開している求人は、下限が500万〜800万円台、上限が1,400万〜2,500万円の範囲です。必要な経験年数や言語の要件は企業によって大きく異なるため、職種名だけで判断せず、求人票の業務内容と応募要件を読み比べてください。自分の経歴でどの求人に応募できるかを知りたい方は、FDE特化のキャリア面談(無料)をご利用ください。

FAQ

よくある質問

Q日本でFDEを募集している企業はどこですか?

2026年9月時点で、OpenAI、Palantir、Databricks、Notion、Cohere、ソフトバンク、KINTOテクノロジーズ、マネーフォワード、PayPayカード、LayerX、Sansan、JDSC、JAPAN AI、ログラス、アンドパッド、RevComm、チャネルトークなどがFDEを募集しています。求人は随時変わるため、各社の公式採用ページで最新の掲載状況を確認してください。

Q日本のFDE求人の年収はいくらですか?

年収を公開している求人では、ソフトバンク(SB OAI Japan出向)が想定理論年収812万〜2,034万円、マネーフォワードが年額790万〜1,500万円、JDSCが500万〜2,500万円です。国内35件の集計では、日系企業のFDE求人の年収は上限ベースの中央値が1,500万円でした。OpenAI、Databricks、Notion、Cohereの求人票と、Palantirの東京の求人一覧に掲載された3件には、年収の記載がありません。

Q外資系企業のFDE求人に英語は必須ですか?

求人によります。OpenAIの東京のFDE求人は日本語と英語の両方に堪能であることを求め、履歴書も英語で提出します。DatabricksとCohereは、流暢な日本語と業務レベルの英語を求めています。NotionのForward Deployed Architectは日本語が必須で英語は歓迎要件、NotionのForward Deployed Engineerは求人票に言語要件を記載していません(いずれも2026年9月時点)。

QOpenAIやAnthropicは日本でFDEを募集していますか?

OpenAIは「Forward Deployed Engineer - Tokyo」を募集しており、日本語と英語の両方に堪能であることを求めています。Anthropicは、2026年9月29日時点の東京オフィスの求人一覧にFDEという職種名の掲載がなく、顧客向けの技術職として Applied AI Engineer と Applied AI Architect を募集しています。

Q開発経験が浅くても応募できるFDE求人はありますか?

あります。JDSCは開発経験2年以上、Palantirの東京のForward Deployed Software Engineerは大学卒業後1年以上の実務経験を要件としています。ソフトバンクのSoftware Deployment Engineerは経験3年以上で、将来的にFDEへ役割を広げる職種です。LayerXにはAssociateの職種があります。

Q社内向けFDE(Internal FDE)とは何ですか?

顧客企業ではなく、自社の事業部門に入り込んでAIの業務実装を進めるFDEです。マネーフォワードは「Forward Deployed Engineer(Internal)」を、PayPayカードは「AIトランスフォーメーション・リード(AI Forward Deployed Engineer)」を募集しています。

参考文献(一次情報)

Free Consultation

FDEへの転職・就職について、専門エージェントに相談してみませんか?

FDE Talentは、FDE(Forward Deployed Engineer)に特化した転職支援サービスです。経験の棚卸しからFDE求人のご紹介、選考対策まで、完全無料でご相談いただけます。

Related

関連記事

転職

FDE就職ガイド

FDE(Forward Deployed Engineer/フォワードデプロイドエンジニア)に就職する方法を、新卒・第二新卒・未経験の別に解説。新卒向けFDE求人とインターンの実例、経験の浅い人が応募できる求人、学生のうちに準備することを、各社の公式求人情報をもとに整理します。

転職

FDE転職ガイド

FDE(Forward Deployed Engineer/フォワードデプロイドエンジニア)への転職ガイド。求人の動向、転身しやすい経歴(SIer・コンサル・プリセールス・Web系)、職務経歴書の書き方、選考対策、名ばかりFDE求人の見分け方まで解説します。

転職

FDEの年収・給料

FDE(フォワードデプロイドエンジニア)の年収・給料を、日本と海外の求人票・報酬データで解説。日本のFDE求人の提示年収は概ね1,000万〜2,000万円、月給は50万円台からの記載です。月給・賞与・株式報酬の内訳、普通のエンジニアとの差、年収の上げ方まで整理します。

基礎知識

FDEとSES・SE・コンサルの違い

FDE(Forward Deployed Engineer/フォワードデプロイドエンジニア)と、SES(客先常駐)・SIer・SE・ソフトウェアエンジニア・ソリューションアーキテクト・ITコンサルタント・カスタマーサクセスの違いを比較表で解説。名ばかりFDEの見分け方も、各社の公式情報をもとに整理します。

採用

FDE採用ガイド

FDE採用を進めたい企業向けの実践ガイド。FDE採用が難しい理由、採用要件の作り方、候補者がいる母集団、採用手法の比較と費用相場、選考設計、よくある失敗、組織設計まで、Palantir・OpenAIなどの一次情報をもとに解説します。

基礎知識

FDEとは

FDE(Forward Deployed Engineer/フォワードデプロイドエンジニア)とは、顧客の現場に入り込み、自社プロダクトを顧客の課題に合わせて実装・導入するエンジニア職。仕事内容、SES・SIer・コンサルとの違い、年収、向いている人、日本の採用企業を一次情報から解説します。