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CloudflareのFDE求人を読む|9件に分かれる3つの型と報酬・消えた募集

執筆・監修:/各社の公式求人票・公式発表などの一次情報を出典として明記しています

CloudflareのFDE求人9件を3つの型に分けて読み解く記事のサムネイル

この記事の要点

  • 012026年11月5日時点のCloudflareのFDE求人は9件で、Developer Relations部門が6件、Professional Services部門が3件だった(編集部が集計)。
  • 02CloudflareのDeveloper RelationsのFDE求人は、戦略顧客1社に常駐して本番コードを書く型と、複数の顧客を並行して支える型に分かれ、どちらも7年以上のソフトウェア開発経験を求める。
  • 03CloudflareのProfessional ServicesのFDE求人は、セキュリティ製品とTerraformによる構成・移行を担う助言寄りの職で、米国版は顧客対応10年以上、ドイツ版の報酬は営業の目標インセンティブを含む。
  • 04編集部の集計では、CloudflareのFDE求人は10月8日〜20日の12件から11月3日の9件に減り、10月30日に公開されたシドニーの求人は11月3日には掲載がなかった。
  • 052026年11月5日時点、Cloudflareに東京勤務のFDE求人はなく、日本で近いのは売上目標を持つSenior Customer Engineerで、その応募資格にFDEの経験が含まれている。

Cloudflareは、世界規模のネットワークの上でセキュリティ・配信・開発基盤を提供する米国の企業です。2026年8月6日に発表した第2四半期の売上高は6億9,610万ドルで、前年同期比36%増でした[15]。編集部が2026年11月5日に同社の公開ジョブボードを取得すると、職種名にForward Deployedを含む求人、つまりFDE(Forward Deployed Engineer/フォワードデプロイドエンジニア)の求人が9件ありました[1][4][7][9]。

9件は同じ「FDE」という名前でも、所属部門と顧客との関わり方で中身が大きく違います。この記事では9件を全文で読み、3つの型ごとの業務と要件、報酬の書き方の違い、この1か月で掲載が終わった4件の求人、そして日本の読者にとっての接点までを整理します。FDEという職種そのものの解説はFDE(フォワードデプロイドエンジニア)とはを、日本で募集している企業の一覧はFDE求人・採用企業一覧をご覧ください。

CloudflareはいまFDEを何件、どこで募集しているのか?

2026年11月5日時点で、Cloudflareの公開ジョブボード(Greenhouse)には、職種名にForward Deployedを含む求人が9件ありました。部門はDeveloper Relationsが6件、Professional Servicesが3件です。勤務地は米国が4件、英国が2件、ドイツ・スウェーデン・オーストラリアが各1件で、日本を含む勤務地はありません(編集部が集計)[1][2][3][4][5][6][7][8][9]。

同じ日のボードには、Customer EngineerやSolutions Architectなど、FDEの名を持たない顧客対応の技術職が70件ありました。その大半(63件)はSolution Engineering部門です(編集部が集計)。FDEの求人は、Cloudflareの顧客対応の技術職の中ではまだ小さな集団です。

Cloudflareの公開ジョブボードにあるFDE求人
9件
編集部が集計。職種名に Forward Deployed を含む求人。2026年11月5日取得
Developer Relations部門 / Professional Services部門
6件 / 3件
編集部が集計。求人票に付いた部門の値による
2026年10月8日〜20日と11月3日〜5日のFDE求人数
12→9件
編集部が集計。2026年9月29日〜11月5日に取得した全社のスナップショット22回分から、Cloudflareの同種の求人を数えた
Cloudflareの公開ジョブボードにあるFDE求人9件(2026年11月5日取得)
職種名(原文)部門型勤務地(本文の記載)報酬(記載があるもの)
Senior Forward Deployed EngineerDeveloper Relations1社常駐スウェーデンSEK 760,000–1,240,000[4]
Senior Forward Deployed EngineerDeveloper Relations1社常駐米国・サンフランシスコ$194,000–266,000(ベイエリア)[5]
Senior Forward Deployed EngineerDeveloper Relations1社常駐オーストラリア・シドニー記載なし[6]
Senior Forward Deployed Infrastructure EngineerDeveloper Relations1社常駐(インフラ)米国・オースティン、サンフランシスコ$194,000–266,000(ベイエリア)[9]
Senior Forward Deployed EngineerDeveloper Relations複数社並行英国・ロンドン記載なし[7]
Senior Forward Deployed EngineerDeveloper Relations複数社並行米国・オースティン記載なし[8]
Forward Deployed Engineer (FDE)Professional Services1社常駐(移行)米国・オースティン、ダラス、アトランタ、ニューヨーク$184,000–253,000(ニューヨーク・ニュージャージー)[1]
Forward Deployed Engineer, Professional ServicesProfessional Services助言・常駐ドイツ€123,000–169,000(目標インセンティブ込み)[2]
Forward Deployed Engineer, Professional ServicesProfessional Services助言・常駐英国記載なし[3]
編集部が2026年11月5日にCloudflareの公開ジョブボード(Greenhouse)から取得。「型」は求人票の本文から編集部が分けた。報酬は求人票の「Estimated annual salary」。金額の記載がある5件とオースティン版は株式報酬(equity plan)の対象と書かれ、英国のProfessional Services・ロンドン・シドニーの求人には株式の記載がない。9件の採用管理システム上の更新日はすべて2026年10月30日だが、10月29日の取得分と11月5日の取得分で本文に違いはなかった。

1社に常駐するFDEは何をするのか?

Developer Relations部門の4件(スウェーデン・サンフランシスコ・シドニーのSenior FDEとインフラ版)は、戦略顧客1社のエンジニアリング組織に入り込む型です。スウェーデン・サンフランシスコ・シドニーの3件は、冒頭の一文と、報酬・株式・福利厚生の記載を除いて本文が同じです[4][5][6]。

「伝統的なソリューションアーキテクトやコンサルタントと違い、あなたは本番のコードを書き、技術的なアーキテクチャを形づくり、Cloudflareの製品が巨大な規模でどう使われるかに直接影響を与えます。」

“Unlike traditional Solutions Architects or consultants, you will write production code, shape technical architecture, and directly influence how Cloudflare products are used at massive scale.”

— Cloudflare「Senior Forward Deployed Engineer」求人票(スウェーデン、2026年11月5日取得)[4]

Open Position

Cloudflare

Senior Forward Deployed Engineer

勤務地
Sweden(同じ本文の求人がサンフランシスコとシドニーにもある)
雇用形態
Full-time
報酬(求人票の記載)
スウェーデンは年SEK 760,000–1,240,000の見込み。サンフランシスコ版はベイエリアで$194,000–266,000。株式報酬の対象
求人票の取得日

業務内容

  • 戦略顧客のエンジニアリング組織の中で、専任かつ長期の技術パートナーとして働く
  • Cloudflareのプラットフォームを使い、本番品質のコードと構成を設計・構築して顧客のインフラに直接デプロイする
  • Cloudflareの製品群全体でアカウントの技術的な成功に責任を持ち、社内の他の技術担当はあなたの技術戦略に沿って動く
  • 顧客の日次スタンドアップ、設計レビュー、リアルタイムのインシデント対応に参加する
  • 現場で見つけたエッジケースと製品の不足を、Cloudflareのプロダクト・エンジニアリングに直接伝える
  • 顧客先に定期的に出向き、密な協働と文化的な一体感を育てる

応募要件

  • 7年以上のソフトウェア開発の実務経験。助言だけでなく、本番品質のシステムを届けてきた実績
  • TypeScript・Rust・Golangなどの言語の経験
  • 実ユーザーのいる基幹サービスを持ち、オンコールとインシデント対応、ファイブナインの稼働率に必要な設計の厳密さを知っている
  • WindsurfやOpenCodeなど、AIを組み込んだ開発の流れを日々の開発に取り入れている
  • AWS・GCP・Azureのいずれかの深い経験(サーバーレス、ネットワーク、セキュリティの基礎を含む)
  • VP級の相手と技術・戦略の議論をし、技術的なトレードオフを事業への影響に言い換えられる

歓迎要件

  • Cloudflare Workersや開発者プラットフォームで実際に作った経験
  • 変化の速いスタートアップか、顧客のコードベースの中で直接働く顧客対応のエンジニア職の経験
  • オープンソースへの貢献、技術ブログ、カンファレンスでの登壇

この求人票の読みどころ要件の言葉づかいはソフトウェアエンジニアの採用に近く、「いまもIDEの中にいる」ことを求めています。顧客対応の年数ではなく、本番を持った開発者としての年数を問う求人です。

公開されている求人票の内容を、編集部が解説のために日本語で要約したものです。当サイトはこの求人の募集主体・応募窓口ではありません。募集は終了・変更されることがあります。最新の内容は求人票の原文をご確認ください。

インフラ版の「Senior Forward Deployed Infrastructure Engineer」(採用管理システム上の公開日は2026年10月7日)は、同じ1社常駐でも、届けるものが計算容量です。サーバーが届いてから本番の負荷が動くまでの立ち上げを率い、バーンインやベンチマークによる受け入れ検証、データセンター・ハードウェア・サプライチェーンの各チームとの調整、自動化ツールの開発を担います。要件はインフラ・SREの経験、BMC/IPMI/Redfishなどのハードウェアの知識、Go・Python・Rustで、GPUや専用アクセラレータの経験は加点です。年数の記載はありません[9]。

複数の顧客を並行して支えるFDEは何が違うのか?

Developer Relations部門のロンドンとオースティンの2件は、同じSenior FDEでも1社に常駐しない型です。本文の骨子は2件で同じで、戦略顧客の「ポートフォリオ」を受け持ち、各社のエンジニアと肩を並べて設計を形づくり、試作し、コードをレビューし、本番の前に立ちはだかる難しい技術課題を解きます[7][8]。

「これは1対多の動き方です。1つのアカウントにフルタイムで常駐するのではなく、並行して働き、受け持つ顧客全体から得たパターン、参照実装、学びを、関わるすべての顧客に持ち込みます。」

“This is a one-to-many motion. Rather than embedding full-time with a single account, you'll work in parallel, bringing patterns, reference implementations, lessons learned from across your portfolio to every customer you work with.”

— Cloudflare「Senior Forward Deployed Engineer」求人票(ロンドン、2026年11月5日取得)[7]

業務の欄には、Workers、ストレージ(KV・R2・D1)、Durable Objects、AI(Workers AI・AI Gateway・Vectorize)、セキュリティ、ネットワーク、可観測性と、扱う製品が具体的に並びます[7]。Workers AIは、Cloudflareのネットワーク上でサーバーレスのGPUを使って機械学習モデルを動かす製品で[16]、AI Gatewayは、AIアプリケーションの分析・キャッシュ・レート制限・モデルのフォールバック(障害時の切り替え)を担う製品です[17]。顧客が生成AIのアプリケーションをCloudflareの上で作るときの相手役が、この型のFDEです。

Developer RelationsのSenior FDEの2つの型(2026年11月5日取得の求人票)
比べる点1社常駐型(スウェーデン・SF・シドニー)複数社並行型(ロンドン・オースティン)
受け持つ顧客戦略顧客1社に専任・長期[4]戦略顧客のポートフォリオを並行して[7]
書くもの顧客のインフラに入る本番のコードと構成[4]試作、参照実装、サンプル、技術ガイド[7]
参加する会議顧客の日次スタンドアップ、設計レビュー、インシデント対応[4]Customer Engineering(Cloudflareの顧客技術部門)の設計レビュー・計画会・作業会[7]
責任の範囲アカウント全体の技術的な成功。社内の技術担当を方向づける[4]各案件を構想からローンチまで進める[7]
経験年数ソフトウェア開発7年以上[4]ソフトウェア開発7年以上、うち顧客対応のエンジニア職(FDE、SE、PS、DevRelなど)の経験[7]
顧客先への出向き定期的に出向くと明記[4]明記なし[7]
編集部が求人票の本文から整理。複数社並行型の2件は、どちらも報酬の記載がない(オースティン版は報酬の見出しだけがある)。

Professional ServicesのFDEは何をするのか?

Professional Services部門の3件は、Developer Relationsの求人と要件の軸が違います。開発者としての年数よりも、Cloudflareのセキュリティ製品の深い知識と、顧客対応の経験を求めます[1][2]。

米国の「Forward Deployed Engineer (FDE)」(採用管理システム上の公開日は2026年2月5日)は、戦略顧客1社のチームに入る専任の担当で、多段階の移行の設計と、Terraformに大きく頼る複雑な構成の管理を担います。顧客とのやり取りは主にSlackで、正式な会議を設けにくい相手でも案内役を務めること、移行の後もアカウントに残ってネットワークセキュリティやSASEへの移行を提案することが書かれています。必須の要件は、クラウドネットワーク・Webインフラ・セキュリティの大型案件で技術責任者を務めた顧客対応の経験10年以上、Terraformの豊富な経験、AI・LLMの技術的な理解です[1]。

Open Position

Cloudflare

Forward Deployed Engineer, Professional Services

勤務地
Germany(同じ本文の求人が英国にもある)
雇用形態
Full-time
報酬(求人票の記載)
ドイツは年€123,000–169,000の見込みで、Cloudflareの営業報酬制度(Sales Compensation Plan)の目標インセンティブを含む。英国版は記載なし。株式報酬の対象
求人票の取得日

業務内容

  • 主要な企業顧客の信頼される助言者として、特にWorkersとWorkers AIについて戦略的な提言と技術的な知見を提供する
  • アーキテクチャの議論・設計会・ソリューションレビューを率いる
  • サポート・プロダクトのチームと組み、複雑な技術課題を切り分けて解決する
  • Infrastructure as Code(Terraform)で複雑な構成を管理し、顧客の運用を安定させる
  • 営業・カスタマーサクセス・サポート・パートナー・プロダクト・エンジニアリングと連携し、顧客の声をロードマップに届ける

応募要件

  • ソリューションアーキテクトやテクニカルアカウントマネージャーなど、顧客対応の技術職の深い経験
  • CloudflareのApplication and Security製品(DNS、WAF、DDoS、Bot Management、CDN)とクラウドインフラの幅広い知識
  • WAF・DDoS・DNS・Bot ManagementでWebアプリケーションやAPIを守った実務経験
  • エンタープライズのアカウントでCloudflare製品を扱った実績

歓迎要件

  • コーディング、Cloudflare Workers、Workers AIの実務経験
  • 顧客先に常駐した経験

この求人票の読みどころ本文の冒頭は、この職を「深い技術の専門性と、手を動かす現地での関与」の両立と書きます。ただしコーディングは必須ではなく「望ましい」側にあります。Developer RelationsのFDEとは、求める人物像が逆向きです。

公開されている求人票の内容を、編集部が解説のために日本語で要約したものです。当サイトはこの求人の募集主体・応募窓口ではありません。募集は終了・変更されることがあります。最新の内容は求人票の原文をご確認ください。

この1か月で掲載が終わったProfessional Servicesの求人には、さらに別の書き方がありました。2026年10月30日に公開されたシドニーの「Forward Deployed Engineer, Professional Services (Application Security)」は、この職を「純粋な助言ではなく、スタッフ増強(staff-augmentation)のモデル」と書き、顧客の変更管理の手順に従って顧客の環境の中で構成を変えることを業務に挙げていました。要件は顧客対応の技術職15年以上と、アジア太平洋の企業顧客の経験です[10]。同じ骨子の求人はシンガポールにもあり、10月22日の取得以降は掲載がありません[14]。

Cloudflareの求人票に書かれた報酬はいくらか?

9件のうち報酬のレンジが書かれているのは5件です。米国のベイエリアは1社常駐型とインフラ版がともに$194,000〜266,000、Professional Servicesの米国版はニューヨーク・ニュージャージーで$184,000〜253,000、スウェーデンはSEK 760,000〜1,240,000、ドイツは€123,000〜169,000です[5][9][1][4][2]。どれも「Estimated annual salary(年間給与の見込み)」と書かれ、5件とも株式報酬の対象であることが添えられています[1][4]。

CloudflareのFDE求人に書かれた報酬(2026年11月5日取得。掲載終了の2件は11月1日・10月20日取得の控え)
求人(勤務地)記載された金額書き方
Senior FDE(ベイエリア)・インフラ版(ベイエリア)$194,000–266,000年間給与の見込み+株式[5][9]
Professional ServicesのFDE(ニューヨーク・ニュージャージー)$184,000–253,000年間給与の見込み+株式[1]
Senior FDE(スウェーデン)SEK 760,000–1,240,000年間給与の見込み+株式[4]
Professional ServicesのFDE(ドイツ)€123,000–169,000営業報酬制度の目標インセンティブを含む+株式[2]
Professional ServicesのFDE(リスボン、掲載終了)€80,000–110,000年間給与の見込み[11]
Senior Manager, FDE(ベイエリア / ニューヨーク、掲載終了)$244,000–310,000 / $234,000–295,000OTE(目標達成時の総額)[12]
編集部が求人票の本文から整理。米国の求人には、報酬が勤務地で調整されると書かれている。英国・ロンドン・シドニー・オースティンの求人は金額の記載がない。円換算はしていない。

目を引くのは、ドイツのProfessional ServicesのFDEだけが、レンジに営業報酬制度(Sales Compensation Plan)の目標インセンティブを含むと明記している点です[2]。掲載が終わった管理職の求人もOTE(目標達成時の総額)で書かれていました[12]。一方、Developer RelationsのSenior FDEの求人には、インセンティブの記載がありません[4][5]。

この1か月で、CloudflareのFDE求人はどう変わったのか?

編集部が2026年9月29日から11月5日までに取得した全社のスナップショット22回分で、CloudflareのFDE求人は11件から始まり、10月8日〜20日に12件、11月3日以降は9件になりました。この間に新しく載った求人と、掲載が終わった求人は次のとおりです(編集部が集計)。

  1. 2026-09-29

    11件

    編集部が集計した最初のスナップショット。管理職(Senior Manager, FDE)、リスボンとシンガポールのProfessional Servicesを含んでいた[12][11][14]。

  2. 2026-10-07

    インフラ版を公開

    「Senior Forward Deployed Infrastructure Engineer」の採用管理システム上の公開日。10月8日の取得で初めて載り、12件になった[9]。

  3. 2026-10-08〜10

    スウェーデンの求人を載せ替え

    10月8日まで載っていたスウェーデンのSenior FDEが見当たらなくなり、10月8日公開の別の求人IDが10月10日の取得から載った(編集部が集計)[4]。

  4. 2026-10-22

    シンガポールの求人の掲載がなくなる

    Professional Servicesの「Application Security」(顧客対応15年以上)が10月22日の取得以降は見当たらない。11件[14]。

  5. 2026-10-28

    管理職の求人の掲載がなくなる

    Developer GTM組織の「Senior Manager, Forward Deployed Engineering」が10月28日の取得以降は見当たらない。10件[12]。

  6. 2026-10-30

    シドニーの求人を公開

    シンガポールと同じ骨子の「Application Security」が、シドニー勤務で公開された。11月1日の取得で11件[10]。

  7. 2026-11-03

    9件

    11月1日に載っていたシドニーの「Application Security」とリスボンのProfessional Servicesが、11月3日の取得では見当たらない[10][11]。11月5日も9件。

掲載が終わった4件は、2026年11月5日にGreenhouseの公開APIで求人IDを照会すると、いずれも見つかりませんでした(404)。掲載中の9件は見つかりました(編集部が確認)。掲載の終了が採用の充足によるものか、方針の変更によるものかは、公開情報からは分かりません。

掲載が終わった管理職の求人には、名前の揺れも見えます。職種名は「Senior Manager, Forward Deployed Engineering」でしたが、本文は「ソリューションアーキテクトのチーム」を直接管理すると書き、Developer GTM組織を「Cloudflareの中のスタートアップ」と紹介し、技術営業7年以上を求めていました[12]。FDEの名前と、Solutions Architectの仕事の定義が、同じ求人の中で混ざっていたことになります。

日本の読者にとって、CloudflareのFDEはどこにあるのか?

2026年11月5日時点で、Cloudflareに東京や日本を勤務地とするFDEの求人はありません。アジア太平洋の求人は、シドニーのSenior FDE(1社常駐型)だけです[6]。掲載が終わったシンガポールとシドニーのProfessional Servicesの求人は、アジア太平洋の企業顧客の経験と、地域の規制・商習慣への理解を求めていました[10]。

東京でいま募集があるのは「Senior Customer Engineer, Japan」です。GTM組織に属し、自らを「売上目標を持つ技術者(quota-carrying technologist)」と位置づけ、報酬は基本給と変動の歩合で構成されます。最低要件の経験には、ソリューションエンジニアやセールスエンジニアと並んで「Forward Deployed Engineer」が挙がっており、Workers AIとAI Gatewayの経験は強く望ましい要件です[13]。この求人とFDEの違いは、FDEとソリューションアーキテクト・カスタマーエンジニアの違いで詳しく比べています。

CloudflareのFDE求人に向く人は誰か?

向く人は型ごとに違い、Developer Relationsの求人は本番を持ってきた開発者に、Professional Servicesの求人はCloudflareのセキュリティ製品に長く携わってきた顧客対応の技術者に向いています[4][1]。

  • 1社常駐型:本番のサービスをオンコールまで持ってきた開発者で、TypeScript・Rust・Goなどを使った経験があり、いまもコードを書いていて、顧客のチームの一員として長く働きたい人[4]
  • 複数社並行型:SE・PS・DevRelなどで外部のエンジニアと手を動かしてきた開発者で、参照実装やレビューで複数の顧客を同時に前に進めたい人[7]
  • インフラ版:SREやデータセンターの運用で、サーバーの受け入れ・検証・本番化を担ってきた人[9]
  • Professional Services:WAF・DDoS・Bot ManagementなどのセキュリティとTerraformに長く携わり、ソリューションアーキテクトやTAMとして大口顧客を受け持ってきた人[1][2]

逆に、顧客対応の経験はあってもコードを書く仕事から離れている人は、Developer Relationsの求人には合いにくく、開発経験はあってもネットワークやセキュリティ製品の運用経験が浅い人は、Professional Servicesの求人には合いにくいと言えます(編集部の解釈)。どちらの求人も、すべての要件を満たさなくても応募してよいと書いています[4][7]。FDEに転身するための準備全体はFDE転職ガイドで解説しています。

まとめ

2026年11月5日時点のCloudflareのFDE求人9件は、Developer Relationsの「顧客の中にいる開発者」と、Professional Servicesの「顧客の中にいる自社製品の専門家」に分かれていました。前者は1社常駐と複数社並行の2つの働き方があり、後者は営業の報酬制度と結びつく求人もあります。この1か月で管理職とアジア太平洋の求人の掲載が終わり、FDEの名前の使い方もまだ揺れています。応募を考える人は、職種名ではなく、本文の関わり方の一文と、報酬の書き方で求人を見分けるのが近道です[4][7][1][2]。

FAQ

よくある質問

QCloudflareのFDE求人は、いま何件ありますか?

編集部が2026年11月5日にCloudflareの公開ジョブボードを取得した時点で、職種名にForward Deployedを含む求人は9件でした。Developer Relations部門が6件(1社常駐型3件、複数社並行型2件、インフラ版1件)、Professional Services部門が3件です。勤務地は米国4件、英国2件、ドイツ・スウェーデン・オーストラリア各1件です。求人は日々変わるため、最新の状況はCloudflareの採用ページで確認してください。

QCloudflareのFDEの年収はいくらですか?

2026年11月5日時点の求人票に書かれた年間給与の見込みは、ベイエリアのSenior FDEとインフラ版が$194,000〜266,000、ニューヨーク・ニュージャージーのProfessional ServicesのFDEが$184,000〜253,000、スウェーデンのSenior FDEがSEK 760,000〜1,240,000、ドイツのProfessional ServicesのFDEが€123,000〜169,000です。ドイツ版は営業報酬制度の目標インセンティブを含み、金額の記載がある5件とも株式報酬の対象です。実際の支給額ではなく求人票のレンジです。

QCloudflareのFDEに必要なスキルは何ですか?

部門で違います。Developer RelationsのFDE(インフラ版を除く)は、7年以上のソフトウェア開発経験、TypeScript・Rust・Goなどの言語、本番サービスの運用経験、AIを組み込んだ開発の習慣を求めます。Professional ServicesのFDEは、WAF・DDoS・Bot ManagementなどCloudflareのセキュリティ製品の深い知識、Terraform、ソリューションアーキテクトやTAMとしての顧客対応の経験が中心で、コーディングは望ましい要件です(2026年11月5日時点の求人票)。

QCloudflareは東京でFDEを募集していますか?

2026年11月5日時点では募集していません。東京で募集があるのは「Senior Customer Engineer, Japan」で、売上目標を持つ技術職です。最低要件の経験にソリューションエンジニアなどと並んでForward Deployed Engineerが挙がっており、FDEの経験を応募資格として数えています。アジア太平洋のFDE求人は、シドニーのSenior FDEの1件です。

Sources

出典・参考資料

  1. 1

    求人票Forward Deployed Engineer (FDE)

    Cloudflare ・ 公開 2026-02-05 ・ 閲覧 2026-11-05

    Professional Services部門の米国のFDE求人票。戦略顧客1社への専任、多段階の移行、Terraform、Slack中心のやり取り、顧客対応10年以上、勤務地(オースティン・ダラス・アトランタ・ニューヨーク)、ニューヨーク・ニュージャージーの年間給与の見込み$184,000〜253,000と株式を参照。公開日は採用管理システムの値

  2. 2

    求人票Forward Deployed Engineer, Professional Services(ドイツ)

    Cloudflare ・ 公開 2026-09-23 ・ 閲覧 2026-11-05

    Professional Services部門のドイツのFDE求人票。助言と現地での関与、セキュリティ製品の要件、望ましい要件(コーディング・Workers・顧客先常駐)、年間給与の見込み€123,000〜169,000(Sales Compensation Planの目標インセンティブを含む)を参照

  3. 3

    求人票Forward Deployed Engineer, Professional Services(英国)

    Cloudflare ・ 公開 2026-08-26 ・ 閲覧 2026-11-05

    Professional Services部門の英国のFDE求人票。本文はドイツ版(s2)と報酬・株式の記載を除いて同じで、報酬と株式の記載はない

  4. 4

    求人票Senior Forward Deployed Engineer(スウェーデン)

    Cloudflare ・ 公開 2026-10-08 ・ 閲覧 2026-11-05

    Developer Relations部門の1社常駐型のFDE求人票。「Unlike traditional Solutions Architects or consultants」の一文、業務と要件(7年以上、TypeScript・Rust・Golang、AIを組み込んだ開発)、顧客先への出向き、年間給与の見込みSEK 760,000〜1,240,000を参照。10月8日まで載っていた別の求人ID(8110209)の載せ替え

  5. 5

    求人票Senior Forward Deployed Engineer(サンフランシスコ)

    Cloudflare ・ 公開 2026-09-02 ・ 閲覧 2026-11-05

    Developer Relations部門の1社常駐型のFDE求人票。本文はスウェーデン版(s4)と、冒頭の一文と報酬・福利厚生の記載を除いて同じ。ベイエリアの年間給与の見込み$194,000〜266,000を参照

  6. 6

    求人票Senior Forward Deployed Engineer(シドニー)

    Cloudflare ・ 公開 2026-09-21 ・ 閲覧 2026-11-05

    Developer Relations部門の1社常駐型のFDE求人票。勤務地シドニー、報酬の記載なし。本文はスウェーデン版(s4)と同じ骨子

  7. 7

    求人票Senior Forward Deployed Engineer(ロンドン)

    Cloudflare ・ 公開 2026-09-16 ・ 閲覧 2026-11-05

    Developer Relations部門の複数社並行型のFDE求人票。「This is a one-to-many motion」の一文、扱う製品(Workers、KV・R2・D1、Durable Objects、Workers AI・AI Gateway・Vectorize)、要件(7年以上、うち顧客対応のエンジニア職)、報酬の記載なしを参照

  8. 8

    求人票Senior Forward Deployed Engineer(オースティン)

    Cloudflare ・ 公開 2026-09-03 ・ 閲覧 2026-11-05

    Developer Relations部門の複数社並行型のFDE求人票。本文はロンドン版(s7)とほぼ同じで、報酬は見出しだけで金額の記載がない

  9. 9

    求人票Senior Forward Deployed Infrastructure Engineer

    Cloudflare ・ 公開 2026-10-07 ・ 閲覧 2026-11-05

    Developer Relations部門のインフラ版のFDE求人票。計算容量の立ち上げ・受け入れ検証・自動化、要件(インフラ・SRE、BMC/IPMI/Redfish、Go・Python・Rust、GPUは加点)、年数の記載なし、勤務地(オースティン・サンフランシスコ)、ベイエリアの年間給与の見込み$194,000〜266,000を参照

  10. 10

    求人票Forward Deployed Engineer, Professional Services (Application Security)(シドニー)

    Cloudflare ・ 公開 2026-10-30 ・ 閲覧 2026-11-01

    編集部が2026年11月1日に取得した控えを根拠にした。「staff-augmentation model」の一文、顧客の変更管理に従う業務、顧客対応15年以上、アジア太平洋の企業顧客の経験を参照。11月3日の取得以降は掲載がなく、11月5日にAPIで照会すると見つからなかったため、読者向けのURLはCloudflareの採用ページにしている

  11. 11

    求人票Forward Deployed Engineer, Professional Services(リスボン)

    Cloudflare ・ 公開 2026-08-11 ・ 閲覧 2026-11-01

    編集部が2026年11月1日に取得した控えを根拠にした。ポルトガルの年間給与の見込み€80,000〜110,000を参照。11月3日の取得以降は掲載がない

  12. 12

    求人票Senior Manager, Forward Deployed Engineering

    Cloudflare ・ 公開 2026-09-10 ・ 閲覧 2026-10-20

    編集部が2026年10月20日に取得した控えを根拠にした。Developer GTM組織の紹介(「a startup within Cloudflare」)、ソリューションアーキテクトのチームの管理、技術営業7年以上、OTEのレンジ(ベイエリア$244,000〜310,000、ニューヨーク$234,000〜295,000)を参照。10月25日の取得までは載っていたが、10月28日の取得以降は掲載がない

  13. 13

    求人票Senior Customer Engineer, Japan

    Cloudflare ・ 閲覧 2026-11-05

    東京勤務のカスタマーエンジニア求人票。GTM組織、「quota-carrying technologist」、変動の売上目標、最低要件の経験に「Forward Deployed Engineer」を含むこと、Workers AI・AI Gatewayの望ましい経験、基本給と歩合(金額の記載なし)を参照

  14. 14

    求人票Forward Deployed Engineer, Professional Services (Application Security)(シンガポール)

    Cloudflare ・ 公開 2026-09-27 ・ 閲覧 2026-10-20

    編集部が2026年10月20日に取得した控えを根拠にした。シドニー版(s10)と同じ骨子で、顧客対応15年以上を求める。10月22日の取得以降は掲載がない

  15. 15

    公式Cloudflare Announces Second Quarter 2026 Financial Results

    Cloudflare ・ 公開 2026-08-06 ・ 閲覧 2026-11-05

    公式の決算発表。第2四半期の売上高6億9,610万ドル(前年同期比36%増)を参照

  16. 16

    公式Overview · Cloudflare Workers AI docs

    Cloudflare ・ 閲覧 2026-11-05

    Workers AIの公式ドキュメント。「Run machine learning models, powered by serverless GPUs, on Cloudflare's global network.」という製品の説明を参照。ページに公開日の記載なし

  17. 17

    公式Overview · Cloudflare AI Gateway docs

    Cloudflare ・ 閲覧 2026-11-05

    AI Gatewayの公式ドキュメント。分析・キャッシュ・レート制限・モデルのフォールバック(model fallback)という製品の説明を参照。ページに公開日の記載なし

この記事は上記の出典を原文で確認したうえで執筆し、に全出典を再検証しています。求人内容・報酬・組織体制は変更されることがあります。最新の情報は各出典の原文をご確認ください。

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